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2017年9月6日水曜日

「銀杏」の栄養と「銀杏中毒」について

秋になると栗やイモなどが
美味しい時期になりますが
「銀杏」(ぎんなん)も秋が旬ですよね。

茶碗蒸しの中に入ってる銀杏なら一粒といわず
もっと欲しくなってしまいますが
一度に多量を食べると身体に良くないとも言われていますよね。

でも、規定量さえ守れば問題無いし
ちゃんと知識さえあれば
怖いものでは無いはずです。

そこで今日は秋の味覚
「銀杏」についてご説明します。

銀杏の栄養

銀杏はたんぱく質、炭水化物、ビタミン、
カリウム、マグネシウム、鉄分などが含まれています。

食べ過ぎると身体に悪いという
情報が広まっていますが
栄養素を見れば身体に悪いばかり
ではないというのが、よく分かりますね。

銀杏の効果、効能

銀杏にはナトリウムを身体から出すという
効果が期待できるので、食べることによって
高血圧の予防や改善効果も期待できます。
さらに疲労回復効果もあると言われています。

夏バテで体力が落ちている身体に
適度の銀杏を摂取すれば
疲労回復効果が期待できそうですよね。

銀杏中毒について

銀杏を食べ過ぎると身体に良くないと
言われていますが、これは銀杏中毒という
症状が出てしまうからです。

銀杏に含まれている「メチルピリドキシン」という
成分がビタミンB6不足を引き起こしてしまう
性質がある為「銀杏中毒」という状態になり

腹痛、吐き気、酷くなると痙攣などの
症状が出てしまうそうです。

銀杏中毒を防ぐためには?

銀杏中毒を防ぐためには「銀杏を食べ過ぎない」
ことが一番です。大人なら40個以上
食べない方が無難だそうです。

銀杏、40個と聞くと「意外と食べて大丈夫なんだな」
と思ってしまいますが、重要なのは子供です。

子供の場合は銀杏「7粒以上で危険」
だと言われています。

子供の身体は個人差が大きいですし
年齢が低ければ低いほど
銀杏への耐性も低いと思われますので

小さいうちは銀杏は与えない。
せいぜい、茶わん蒸しに入っているような
一粒程度にとどめておくのが
無難だと思われます。

なぜ子供は銀杏中毒になりやすいのか?

大人の身体は銀杏に含まれている
「メチルピリドキシン」を
分解する機能があるのですが、

子供の場合はまだ、その機能が
じゅうぶんに発達していない為
銀杏中毒になりやすいのです。

危険をおかしてまで子供に食べさせる
必要はありませんから、銀杏を大量に
収穫できたとしても多く食べるのは
大人だけにしておくのが良さそうです。

この情報が皆様のお役に立てば幸いです(^^)ノ

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