果物のひとつ「梨」
ジューシーな味わいが
好きという方も多いと思います。
そんな梨に含まれている
栄養についてご紹介します。
梨の代表的な栄養素
梨は8割以上、つまりほとんどが水分で構成されていますが、
「アスパラギン酸」という
成分が含まれています。
アスパラギン酸とは?
ちょっと聞きなれない名称ですが
アスパラギン酸は「アスパラギン酸アミノフェラーゼ」
というアミノ酸の一種で、
疲労に対して抵抗力ができたり、
スタミナがつくという
効果が期待できる為
体力が必要なアスリートが
摂取すればパフォーマンスが
上がるという結果が出ているそうです。
夏バテで体力が落ちている身体に
旬の梨はとても良さそうですね。
ソルビトールも多く含まれている
「ソルビトール」という成分は便通を良くする上
梨には「食物繊維」も含まれていますから
便秘がちでお悩みという方に梨は
うってつけの果物です。
梨の効能は?
解熱作用や咽喉の痛みを緩和するという効果が期待できます。夏バテや
風邪の時にはおススメの果物ですね。
適切な保存方法は?
保存する場合は冷蔵庫の野菜室に
ラップやビニール袋で密封した状態で
置いておけばOKです。
ただし、梨は収穫されて
店頭に並んでいる時点で
「食べごろ」ですので出来るだけ
早く食べるのが良いです。
梨の一番栄養がある部位は?
梨の中で栄養がある部位は「皮」です。
皮にカリウム、アスパラギン酸、ポリフェノールが
多く含まれているので、皮を捨ててしまうのは
非常にもったいないことだったんです。
ざらざらした皮の食感が気になって捨てていた
という方も多いかと思いますが
梨を食べる時は皮ごと一緒に
食べないと大事な栄養素まで
捨ててしまうことになりますので
ぜひ、これからは皮も一緒に食べて下さい。
梨の皮に農薬がついてるんじゃないか心配
もちろん、食感が好きじゃないという理由のほかに梨の皮に農薬が残留しているんじゃないかと
気になる方もいらっしゃると思いますが
スポンジでこすりながら、流水でしっかりと
洗えば大丈夫です。まだ気になるという方には
「残留農薬を除去できる洗剤」を利用して
洗い流せば安心できると思います。
梨の捨てる部位。芯やヘタも活用!
梨の皮を食べれば栄養が取れるのはお分かりいただけたと思いますが
芯やヘタは流石に食べることはできません。
かと言って、そのまま捨ててしまうのも
勿体ないので「梨の芯やヘタ」は
フルーツティーの材料として
活用して下さい。
梨の簡単フルーツティー
ティーポットに梨の芯やヘタを入れて紅茶などの茶葉を入れたら、熱湯をそそぐ
しばらく蒸らせば、梨のフルーティーな
香りが楽しめるフルーツティーが出来上がります。
薄切りにした梨の果肉を加えれば
より強い香りになります。
梨がたくさんある場合は
試してみてください。
この情報が皆様のお役に立てば幸いです。(^^)ノ
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